宮司さんに下鴨神社のお話しをしていただきました

宮司さんに下鴨神社のお話しをしていただきました

昔は神社の周りに民家はなく神社関係以外入れないところで、糺の森の続きに斎森(いつきのもり)があり敷地は百万遍まであったそうです。

古い文献を紐解き、ずっと研究されてた学者さん達のお力で消滅していたお社や池跡が再現された事などを聞かせていただき、一緒に見学させていただきました。

世界遺産になってから糺の森の様子がすっかり変わってしまいました。

子供の頃森の中は自由で、犬の散歩もどこでも草を掻き分け行きましたし、葵祭も参道の木の間で立見してました。

池跡や河合神社では、時代劇の映画やテレビの必殺までよく見にいきました。

小学校でも太古の昔から残っている樹木が如何に大切かをずっと教えられていました。

蛇やカエル、フクロウの鳴き声は消え、うっそうとしていた森は明るくスッキリ整い、正直周りの住人は昔の方がずっと良かったのにと言ってました。

柵だらけで立ち入り禁止、綺麗に整えられた道や並んでる新しい社も拝む気になれませんでした。

でも今日、昔の消えたものを再現させたい神社さんの想いやご苦労、意味を教えられ、変わった景色は昔に戻ったとみるのねと意識も変わり、時間が自然に馴染ませてくれるのかなぁと納得してきました。

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